「安く雇おう」という発想から
「日本人以上に活躍してもらおう」という発想へ
日本では今人手不足が深刻になっています。私たちが大学を卒業して就職した約30年前 とは大違いです。
人手不足が原因で廃業、一部事業閉鎖などはよく聞く話になってきました。かたや政府は「働き方改革」を進め、私たちは現実と政策のミスマッチのはざまで帳尻を合わせてやりくりしています。
この人材不足を埋める手段の一つとして考えられているのが、外国人雇用を含む幅広い人材の活用を目指すダイバーシティー経営です。
しかし、海外における日本の位置づけとして、諸外国からはあまり日本での人気は高くありません。
フィリピンの学生たちに日本が不人気な原因を聞くと、「日本では英語が通じない、しかも日本語が難しい。」「それほど高い給与がもらえない」「ビザがなかなか下りない」というマイナスな印象が返ってきます。
ベトナムもしかり。彼らはもうすでに自国の経済 発展がすさまじく、米中貿易摩擦の恩恵も受けて今中国国内の工場がベトナムに移設されつつあります。優秀な都市部のベトナム人は実際もう日本には来ません。
わざわざ日本に 来て働く必要がなくなってきているのです。
さらに中国人はもう日本で就労しようなんて思っていません。
ですから「外国人なら本気を出せばいつでも採用できる」「大勢の発展途上国に住んでいる外国人は日本に来たがっている」「日本人がやりたがらないことを外国人にさせればいいや」etc…
営業で多くの意見を頂きますが、そんな考え方ではもう外国人からも見放されます。
日本人と同様に、外国人からも選ばれる企業にならなければ今の時代は生き残れないのです。
ですから、まずは「安く雇おう」という発想は捨ててください。
優秀な人材を確保、育成し「日本人以上に活躍してもらおう」という発想に切り替えてください。
最後に、私たちは外国人材を通じてお客様企業のサポートをする会社です。そのために経験豊富なスタッフと共に、外国人の受け入れをスムースに運び、安心感を高めて、雇用された外国人との関係が末永く続くために努力いたします。是非ご検討下さい。